動画編集未経験・初心者向けの記事です。
カット編集は、映像を魅力的に仕上げるための根幹です。
視聴者がストレスなく映像を楽しめるよう
- ストーリーのテンポを調整
- 映像の意味やメッセージを強調
- 視聴者の感情をコントロールする
など、視聴者の興味を引き続けるために欠かせない役割を持っています。
そこでこの記事では、カット編集の基本テクニック6選のうち、Lカット & Jカット・インサートカット・クロスカットについて動画編集スクールFURWA(ふぅわ)が初心者にも分かりやすく紹介します。
自分の作成する「動画のジャンル」や「どう感じてほしいか」に応じて、以下のテクニックを参考に、想像を膨らませてアレンジしながら魅力的な動画作りにお役立てください。
※前編は、ジャンプカット・マッチカット・カットオンアクションについて記載
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動画編集スクールFURWAメディア紹介情報
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Lカット & Jカット

1.Lカット & Jカットとは?
LカットとJカットは、映像編集で映像と音声の現れるタイミングをずらすことで、スムーズな場面転換を実現するテクニックです。特に映画やドキュメンタリー、インタビュー動画などで頻繁に使用されます。
Jカット (J-Cut)
次のシーンの音声が先に入り、その後映像が切り替わるカット編集の技法。
→ 次のシーンの音声が前の映像のうちに始まる。
Lカット (L-Cut)
映像が切り替わっても前のシーンの音声が続く技法。
→ 前のシーンの音声が次の映像にもこぼれる。
2.Lカット & Jカットのメリット
①ナチュラルな会話の流れを作れる
話している人と聞いている人の映像を交互に映し、音声は話している人だけにすることで、視聴者が会話に没入しやすくなります。
②視聴者の注意を次のシーンにスムーズに誘導できる
特にJカットでは、視聴者の意識が次のシーンの音へ向かうため、急なカットによる違和感が少なくなります。
③映像のテンポを向上できる
音声を先行・継続させることで、シーン切り替えの硬さをなくし、テンポよく進行できます。
④映像の流れをシームレスにできる
特にジャンプカットに違和感を覚える際に有効で、LカットやJカットにすることで自然な映像のつながりを演出できます。
3.Lカット & Jカットのデメリットと注意点
①タイミングがズレると不自然になる
音声と映像のずらし方が適切でないと、視聴者が違和感を覚えます。
②使いすぎると冗長に感じる
適度に使わないと、かえって映像のテンポを崩してしまうことがあります。
③ナレーションやBGMとのバランスを考える必要がある
LカットやJカットを使う際に、BGMやナレーションの音量調整を適切にしないと、情報がうまく伝わらない可能性があります。
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4.Lカットの種類
①クラシックLカット(Classic L-Cut)
概要
最も基本的なLカットで、前のシーンの音声を次のシーンにまたがらせることで、視覚的なカットと音声の流れを分離し、自然な流れの編集にする技法。
クラシックLカットの使用例
- 会話シーン
登場人物Aのセリフが終わる前にカットし、登場人物Bのリアクション映像へ切り替えるが、音声はAのセリフが続く。 - インタビュー映像
話し手の言葉を次のカットでも流しながら、聞き手のリアクションショットに切り替える。
効果
- 会話の流れを滑らかにし、違和感のないカットを実現
- 視聴者を話の内容に集中させる
- 映像のテンポをスムーズに保つ
②強調Lカット(Emphasized L-Cut)
概要
クラシックLカットよりも、前のシーンの音声を長く残すことで、特定のセリフや音に視聴者の意識を強く向けさせる技法。
強調Lカットの使用例
- 重要なセリフの強調
「大事な話があるんだ…」というセリフを、次のカット(キャラクターの表情クローズアップ)まで響かせる。 - 環境音を利用したシーン展開
「ドアが閉まる音」や「銃声」などを次のカットまで引き継ぎ、緊張感を高める。
効果
- 視聴者の注意を音に集中させ、感情を強調
- 場面の切り替えをドラマチックに演出
- セリフや環境音にインパクトを持たせる
③エモーショナルLカット(Emotional L-Cut)
概要
前のシーンの感情的な音声(セリフ、BGM、環境音など)を次のカットへ引き継ぎ、感情の余韻を深める技法。特にドラマや映画で多用されている。
エモーショナルLカットの使用例
- 感動的なシーンの余韻を強調
別れのセリフを次のカットまで残し、余韻を持たせる。 - 音楽の継続による感情の持続
キャラクターが涙を流すシーンで流れるBGMを次のカット(風景など)でも継続し、感動を持続させる。
効果
- 視聴者の感情を維持し、シーンの感動を高める
- 次のシーンにスムーズに移行しながらも、余韻を与える
- キャラクターの感情を強調し、視聴者に共感を促す
④トランジションLカット(Transition L-Cut)
概要
シーンが変わる際に、環境音やBGMを次のカットにまたがらせることで、時間経過や場所の変更をスムーズに見せる技法。
トランジションLカットの使用例
- 場面転換の際のBGMの持続
回想シーンが終わった後も、そのシーンのBGMがしばらく次のカットに残り、過去の影響を感じさせる。 - 環境音のトランジション
海の波の音を次のカット(別の場所)まで引き継ぎ、自然なシーンの変化を演出。
効果
- 場面転換をゆるやかにし、視聴者を混乱させない
- 時間の経過や空間の変化を音を使って自然に演出
- 異なるシーン間のつながりを強め、映像の流れを途切れさせない

5.Jカットの種類
①クラシックJカット(Classic J-Cut)
概要
最も基本的なJカットで、次のシーンの音声が先に流れた後、映像が切り替わることでスムーズな編集を実現。
クラシックJカットの使用例
- 会話シーンの流れを自然にする
キャラクターBが話し始める音を先に流し、映像はまだキャラクターAの表情を映している。 - ドキュメンタリーやインタビュー映像
次の話者の音声を早めに流し、視覚的に自然なつながりを作る。
効果
- 会話のテンポを維持し、スムーズなカットを実現
- 次のシーンのイントロとして音を活用し、視聴者の注意を引く
- 不自然なカットを防ぎ、映像の流れをゆるやかにする
②ダイナミックJカット(Dynamic J-Cut)
概要
クラシックJカットよりも音を強調し、次のシーンの音が劇的に始まることで視聴者に強い印象を与える。
ダイナミックJカットの使用例
- アクション映画の衝撃的な場面
銃声や爆発音を次のカットよりも先に流し、映像の切り替えにインパクトを持たせる。 - スポーツ映像のダイナミズムを強調
歓声や実況の声を先に入れ、画面が切り替わった瞬間に試合の熱気が伝わる。
効果
- 視聴者を一気に引き込み、興奮感や臨場感を演出
- 映像の勢いやスピード感を向上させる
- 驚きや緊張感を生み出し、印象的なシーンを作る
③サスペンスJカット(Suspense J-Cut)
概要
次のシーンの音を先に流し、映像の切り替えを遅らせることで、視聴者の想像力を刺激し、不安感や緊張感を高める。
サスペンスJカットの使用例
- ホラー映画の恐怖演出
足音やドアの軋む音が先に聞こえ、遅れて映像が暗闇の中の何かを映し出す。 - サスペンスドラマの緊張感を高める
キャラクターが何かを見つけたときの「息をのむ音」や「警報音」を先に入れ、視覚的な緊迫感を作る。
効果
- 視聴者に「次に何が起こるのか?」という期待感を持たせる
- 音だけで恐怖感を作り出し、映像が登場するまでの緊張を維持
- 想像力を刺激し、視聴者の没入感を高める
④ナレーションJカット(Narration J-Cut)
概要
次のシーンのナレーションや説明の音声を先に流し、視聴者の興味を引いた後に映像を切り替える。
ナレーションJカットの使用例
- ドキュメンタリー番組の導入
「これは、日本の秘境にある温泉です…」と音声が先に入り、その後に映像が登場する。 - CMやプロモーション映像の印象づけ
「この製品があなたの生活を変える」という音声が流れ、その後に商品が登場。
効果
- 視聴者の注意を音声で先に引きつけ、興味を持たせる
- 情報の流れをスムーズにし、映像の切り替えを自然にする
- 印象的なナレーションで、視聴者の記憶に残りやすくする

6.Lカット & Jカットを効果的に使うテクニック
①カットの長さを調整する
音声と映像のずらし方を短くしすぎると効果が薄く、長すぎると不自然になるため、適切なタイミングを見極めることが重要。
②重要な音声部分を意識する
話のキーポイントや、感情がこもったセリフが自然に繋がるように音声の流れを調整する。
③BGMや環境音と組み合わせる
BGMや環境音をLカット & Jカットと組み合わせることで、より臨場感のある編集が可能になる。
④カットの目的を明確にする
ただ何となくLカットやJカットを使うのではなく、「この場面でなぜ音声をずらすのか?」を明確にすることで、効果的な編集ができる。
7.Lカット & Jカットの実際の活用例
①会話シーンでの使用
例:Aさんが話し終える前に、Bさんのリアクションを映しながらAさんの音声を続ける(Lカット)
効果:より自然な会話の流れを作り、キャラクターの感情を伝えやすくする
②場面転換をスムーズにする
例:次のシーンの音声を先に入れ、視聴者に次の展開を予感させる(Jカット)
効果:場面のつながりを滑らかにし、視聴者の注意を誘導する
③映像の情報量を増やす
例:ナレーションの音声を先に入れながら映像を切り替えることで、視聴者に情報を効果的に伝える
効果:場面ごとの説明がスムーズになり、映像全体の流れがスッキリする
8.Lカット & Jカットの編集手順
Lカットの作り方
- 2つのシーン(AとB)をタイムライン上に配置
- 映像と音声がリンクされている場合は解除してから、Aの音声をBの映像へ適切な長さのばす
- 音声のクロスフェードを適用すると、よりスムーズになる
Jカットの作り方
- 2つのシーン(AとB)をタイムライン上に配置
- Bの音声をAの映像より先に開始させる
- 必要に応じてフェードイン・フェードアウトを適用する
Lカット & Jカットは、映像編集においてシーンを自然に繋げるための強力なテクニックです。特に会話シーンや場面転換では、視聴者の注意を引きつけ、映像のテンポを向上させる役割を持ちます。上手に使いこなすことで、映像作品のクオリティを格段にアップさせることができます。
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インサートカット (Insert Cut)

1.インサートカットとは?
インサートカット (Insert Cut) とは、メインの映像の途中に、関連するクローズアップ映像や別アングルのカット、イメージ映像を挿入する技法です。視聴者の理解を深めたり、ストーリーにメリハリをつけたりするのに役立ちます。
インサートカットの基本構造
メインの映像 → インサート映像 → メイン映像に戻る
2.インサートカットのメリット
①重要な情報を強調できる
例:料理動画で手元のアップショットを入れると、視聴者が細かい作業を理解しやすくなる。
②映像のリズムを作れる
例:単調なシーンが続く場合にインサートを挟むことで、視聴者の興味を維持できる。
③ジャンプカットを目立たなくできる
例:インタビュー動画で「えーっと」などの不要な部分を削除する際、別カットを挟んで自然に繋げる。
④ストーリーの流れを補完できる
例:ドラマや映画で登場人物が「手紙を読む」シーンでは、手紙の内容をインサートカットで見せると、視聴者が状況を理解しやすくなる。
3.インサートカットのデメリットと注意点
①テンポを崩す可能性がある
過剰にインサートカットを入れると、ストーリーの流れが分断されてしまうことがある。
②映像のつながりが不自然になることがある
不適切なタイミングで入れると、唐突に見えたり、視聴者が混乱する原因になり得る。
③制作の手間が増える
適切なカットを用意するために、追加の撮影や素材収集が必要になる場合がある。

4.インサートカットの種類
①ディテールインサート (Detail Insert)
概要
物や動作の細部をクローズアップして映し、視聴者に重要な情報を伝えるインサートカット。
ディテールインサートの使用例
- 映画・ドラマ
登場人物が手紙を開くシーンで、手紙の文面をクローズアップする。 - 料理動画
包丁で野菜を切る手元をアップで映し、調理の工程を詳細に伝える。 - 商品紹介動画
スマートフォンの新機能を紹介するために、指がスクリーンをタップする様子を映す。 - 飲食店紹介
食べるシーンで、料理や箸で持ち上げる映像のアップショットを入れる。 - Vlog
観光地の説明の際に、現地の地図を挿入。
効果
- 視聴者の注意を細かいディテールに向けさせる
- 登場人物の視点を共有し、没入感を高める
- 視覚的な変化を加え、映像にメリハリをつける
②コンセプトインサート (Concept Insert)
概要
シーンのメッセージやテーマを強調するために、直接関連はないが象徴的な映像を挿入するカット。
コンセプトインサートの使用例
- インタビュー映像
「努力が大切」と話しているシーンに、マラソンランナーの走っている映像をインサート。 - ミュージックビデオ
歌詞の「自由」を象徴するために、青空を飛ぶ鳥の映像を挿入。 - ドキュメンタリー
環境問題について語る場面で、海に漂うプラスチックゴミの映像を挿入。
効果
- 視覚的に抽象的なメッセージを伝えやすくする
- 直接説明せずに、視聴者に考えさせる時間を作る
- 感情的なインパクトを強め、映像の深みを増す
③アクションインサート (Action Insert)
概要
ある動作の一部分をアップで見せることで、アクションの勢いやディテールを強調するカット。
アクションインサートの使用例
- アクション映画
キャラクターが銃を構え、トリガーを引く指の動きをクローズアップ。 - スポーツ映像
バスケットボールがゴールに入る瞬間をスローモーションで映す。 - DIY動画
ネジを締める手元をアップで見せ、視聴者が手順を理解しやすくする。
効果
- アクションのスピード感や力強さを際立たせる
- 視聴者に重要な動作を明確に伝える
- ダイナミックな映像表現を可能にする

5.インサートカットを効果的に使うコツ
①過剰に使いすぎない
インサートが多すぎると、視聴者が混乱することがあるので、必要な場面だけ入れる。
②インサートの長さを調整する
短すぎると気づかれず、長すぎるとテンポが悪くなるため、ターゲット層の年齢に合わせて適切な長さを意識する。
③自然な流れを意識する
メイン映像とインサート映像のつながりを考え、唐突に見えないように意味のある編集をする。
④インサートの目的を明確にする
何を伝えたいのかを明確にし、視聴者の理解を補助する映像を選ぶ。
6.インサートカットを活用するシチュエーション
①チュートリアル・解説動画
例:料理動画で「塩をひとつまみ入れる」と言う場面で、手元のアップをインサート。
効果:より直感的に伝えられ、視聴者が再現しやすくなる。
②Vlog・旅行動画
例:観光地を歩くシーンで、建物や街並みをインサート。
効果:その場の雰囲気をリアルに伝えられる。
③映画・ドラマ
例:緊迫したシーンで、キャラクターの手の震えをクローズアップ。
効果:感情を強調し、視聴者の没入感を高める。
④インタビュー・ドキュメンタリー
例:インタビュー中に、話の内容に関連する過去の映像をインサート。
効果:伝えたい内容をより印象的にできる。
⑤スポーツ・アクション映像
例:スノーボードのジャンプ映像で、スローモーションのインサートを入れる。
効果:スポーツの迫力を強調できる。
インサートカットは視聴者の理解を助け、映像の魅力をアップできるテクニックです。使いすぎには注意し、自然な流れを意識しながら活用してください。
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クロスカット(Cross Cut)
1.クロスカットとは?
クロスカット(Cross Cut)は、異なる場所で同時に進行しているシーンを交互にカットしてつなげる編集技法です。特に映画やドラマ、ミュージックビデオでよく使用されています。
2.クロスカットのメリット
①緊張感・スリルを高める
追跡シーンやアクションシーンなどで効果的です。
②複数の出来事を同時に伝えられる
主人公と敵キャラの動きを並行して描くことで、ドラマチックな演出が可能になります。
③テンポを向上させる
場面転換をスムーズに行うため、視聴者がストーリーにのめり込みやすくなります。
④ストーリーに奥行きを生む
2つのシーンを交互に見せることで、関連性を暗示させ、物語に深みを持たせます。
3.クロスカットのデメリットと注意点
①視聴者が混乱する可能性
2つのシーンの内容があまりに違いすぎると、関係性が伝わりにくくなります。
②使いすぎるとストーリーの流れが途切れる
物語の流れを意識し、分かりやすいように適切なバランスで使用します。
③編集の難易度が高い
両方のシーンの流れを計算しながら、シームレスにつなげる必要があります。

4.クロスカットの種類
①標準クロスカット(Basic Cross Cut)
概要
2つ以上の異なるシーンを交互に切り替える最も基本的なクロスカット手法。物理的に離れた場所で起こる出来事を、視聴者に同時進行として認識させる。
標準クロスカットの使用例
- アクション映画
ヒーローが敵のアジトに向かうシーンと、捕らわれた仲間が脱出を試みるシーンを交互に見せる。 - ドラマ
恋人同士が異なる場所でお互いのことを考えているシーンを切り替えて見せる。 - スポーツ中継
試合の映像と、選手の家族が応援する映像を交互に流す。
効果
- 2つの異なる出来事を並行して伝えることで、物語の進行を分かりやすくする。
- 視聴者の興味を引き、飽きさせない構成を作れる。
- シーン間のつながりを強め、関係性を明確にできる。
②テンポアップ・クロスカット(Accelerated Cross Cut)
概要
カットの間隔を徐々に短くしていくことで、緊張感やスピード感を増幅させる手法。特にクライマックスやアクションシーンで効果を発揮する。
テンポアップ・クロスカットの使用例
- スリラー映画
犯人に追われる主人公と、助けを呼びに行く友人のシーンがどんどん短い間隔で切り替わることで、緊張が高まる。 - カーチェイスシーン
逃げる車と追う車のカットを次第に短くして、スピード感を強調。 - スポーツドキュメンタリー
試合終了直前の選手のプレーを細かくカットし、興奮を盛り上げる。
効果
- 緊迫感を強調し、視聴者の没入感を高める
- シーンのスピード感を視覚的に演出できる
- カウントダウンや時間制限のあるシーンで、効果的に盛り上げる
③対比クロスカット(Contrast Cross Cut)
概要
2つの対照的な状況を交互に見せることで、対比を際立たせるクロスカット。社会的メッセージを強調したり、キャラクターの感情を浮き彫りにするのに役立つ。
対比クロスカットの使用例
- 社会派ニューズ
裕福な家庭の豪華な食事シーンと、貧困層の家庭での食事シーンを交互に映し、格差社会を表現。 - 戦争映画
前線で戦う兵士と、家で家族と過ごす妻や子供のシーンを交互に見せる。 - 恋愛ドラマ
プロポーズされて幸せいっぱいのカップルと、失恋して泣いている人のシーンを交互に映す。
効果
- 視聴者に強い印象を与え、メッセージ性を高める
- ストーリーに深みを加え、感情的なインパクトを強調する
- シーン間の意味的なつながりを作り、物語のテーマを明確にできる
幸せなシーンと悲劇的なシーンを交互に映すなど、対比を強調する。
④パラレル編集(Parallel Editing)
概要
2つ以上の異なるシーンが最終的に交差するように編集する手法。クロスカットと似ているが、最終的にシーンが交わることが特徴。
パラレル編集の使用例
- サスペンス映画
別々に行動していた探偵と犯人が、最後に同じ場所で対峙するシーンへ移行する - ラブストーリー
それぞれ別々の場所で行動していた主人公とヒロインが、駅のホームで偶然再会する - ヒーロー映画
複数のヒーローがそれぞれ戦っていたが、最終的に同じ戦場で共闘する
効果
- 異なる視点のストーリーを効果的に組み合わせられる
- 視聴者に「つながり」や「運命」を感じさせることができる
- 物語に複雑さや奥行きを加えることができる

5.クロスカットを効果的に使うコツ
①ストーリー上の関係性を明確にする
交互に見せる2つのシーンの関係が明確でないと、視聴者が混乱します。
例:「犯人が逃走するシーン」と「警察が追跡するシーン」など、因果関係のある場面を交互に見せることで、緊迫感を演出。
②テンポのバランスを意識する
カットの切り替えが速すぎると視聴者がついていけなくなり、逆に、ゆっくりすぎると緊張感やリズムが失われてしまいます。ゆえに、シーンの展開に合わせたテンポ調整が重要です。
③視線や動きをつなげてスムーズに
片方のシーンでの動作や視線の向きを、もう一方のシーンの動作と自然につなげると、違和感なく交互に切り替えられます。
例:「主人公がドアを開けるシーン」→「別の場所で同じ動作をする別の人物へカット」
④音声や効果音を活用する
BGMや効果音を活用することで、異なるシーンを一体化させ、より自然な流れにできます。
例:「爆発音」が一方のシーンで発生し、次のカットでもその音が影響を与えるようにする。
⑤クライマックスに向けてスピードアップ
物語の盛り上がる場面では、カットの切り替え頻度を上げることで緊迫感を増します。
例:アクション映画では、戦闘が激化するにつれ、クロスカットの間隔が短くなることが多い。
6.クロスカットの具体的な活用例
①アクション映画
主人公と敵が異なる場所で準備を進める様子を交互に映し、最終的に対決する場面へつなげる。
②電話シーン
2人のキャラクターが別々の場所で会話している様子を交互に見せる。
③感情対比
あるキャラが幸せな瞬間を迎えている一方で、別のキャラが絶望に直面しているシーンを交互に映すことで、ドラマチックな演出にする。
④スポーツ映画の試合シーン
2つのチームがそれぞれ作戦を考えているシーンを交互に見せ、試合前の緊張感を演出する。
クロスカットは、異なる場所の出来事を交互に見せる編集テクニックです。映画やドラマだけでなく、YouTube動画や広告映像などにも応用できるので、適切に活用して、映像作品のクオリティを大きく向上させてください。
まとめ
Lカット & Jカットはナチュラルな流れを作り、インサートカットは視聴者の理解を助け、クロスカットはストーリーに躍動感を加えます。
目的に応じて、これらのカット技法を使い分けることで、映像の完成度を高めることができるので、
上記の使い方を参考に、最適なカット編集を心がけ、自身が作る映像の魅力をより高めてください。
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